ゴスペルの発声の基本は、次の5つです。
- 足を開いて立ち、体全体を使う
- お腹まわりを使って息を流す
- のどに力を入れず、声を前に届ける
- 体でリズムを取る
- まわりの声を聞きながら合わせる
大きな声を出すことより、息を流して体を楽にすることが先です。初めての方は、まず1と2から試してみてください。
ゴスペルは「体で歌う」。声だけで頑張らない
ゴスペルは、大勢で声を重ねて歌う音楽です。力強い声に聞こえますが、のどに力を入れて張り上げているわけではありません。体を使って息を流し、声を前に届ける。これが発声の基本です。初めての方がまずつまずきやすいのは、「大きく歌おう」とのどに力が入ることです。ゴスペルそのものについては「ゴスペルとは」にまとめています。
5つのポイント
ポイント1 足を開いて立ち、体全体を使う
足を肩幅くらいに開き、ひざを軽くゆるめます。肩の力を抜いて、胸をゆったり開きます。座って歌う場合は、背もたれにもたれず、骨盤を立てて座ります。
ポイント2 お腹まわりを使って息を流す
息を吸うとき、お腹まわりが自然に広がるのを確かめます。歌うときは、その息を一定に流し続けるつもりで声を乗せます。苦しくなるほど吸い込まず、軽く吸って、ゆっくり流します。
ポイント3 のどに力を入れず、声を前に届ける
あごが上がったり、首に力が入ったら、一度止めて肩を下げます。声は「のどから出す」のではなく、「前の壁に当てる」イメージで、口の中の前のほうを意識します。のどを守る出し方はゴスペルで喉を痛めない声の出し方もご覧ください。
ポイント4 体でリズムを取る
ゴスペルは、リズムに乗る音楽です。足やひざで拍を取り、体を少し揺らしながら歌うと、息が止まりにくくなります。大きく動く必要はありません。
ポイント5 まわりの声を聞きながら合わせる
ゴスペルはパート(高い声・中間の声・低い声)に分かれて重ねます。自分の声が大きすぎて、まわりが聞こえなくなっていないか、ときどき確かめます。合わせる楽しさが、発声を整えます。
今日からできる1分の練習
- 足を肩幅に開いて立つ。
- 軽く息を吸い、「ハー」とゆっくり息だけを吐く(10秒が目安)。
- 同じ息の流れで「アー」と小さな声を乗せる。
- のどに力が入ったらやめて、肩を下げる。
1回につき3〜5回。のどが痛いときや、かすれが長く続くときは無理をせず休み、気になるときは医療機関に相談してください。地声から裏声に変わる所が怖い方は、ひっくり返らない「声の橋」5分練習へ。
体験の前日に、家でできる声出し5分(体・息・声の3つだけ)
体験の前日の声出しは、5分で十分です。うまく歌うための練習ではなく、体験当日に緊張しすぎないための準備です。やらなくても体験は受けられます。大きな声は出さず、痛みや違和感があるときは中止します。夜や集合住宅でも、小さな声でできる内容にしてあります。
| 時間 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1分 | 立って足を肩幅に開き、肩を大きく回す・首を左右にゆっくり倒す | 力を抜く。反動をつけない |
| 1分 | 鼻から吸って、口から「スー」と細く長く吐く(10秒を3回) | おなかが軽く動くのを感じる。苦しければ短くする |
| 2分 | 口を閉じて「んー」とハミング。低めの音から、ゆっくり少し上へ | くすぐったい感じが唇や鼻にあれば、力みが少ない目安 |
| 1分 | 好きな曲のサビを、小さな声で1回だけ歌う | 上手に歌おうとしない。声を出す感覚だけ |
やらないほうがいいこと:大声で歌い込む(体験当日に声が疲れる)/高音をがんばって出す/夜更かしして睡眠を削る。当日は水を一口飲み、時間に余裕をもってお越しください。
よくある失敗
- 大きな声を出そうとして、のどが締まる
- 息を吸い込みすぎて、苦しくなる
- まわりの声を聞かずに、自分の声だけで歌う
ひとりで試して分からないときは
体の使い方は、自分では見えにくいものです。ATOゴスペル教室の体験は1回無料で、講師はOLIVE先生です。銀座は土曜17:00、恵比寿は火曜20:00。声の出し方の確認から、一緒に歌う雰囲気まで、体験で確かめてから決められます。
銀座(土曜17:00)・恵比寿(火曜20:00)で、体験1回無料を申し込む
声が出るようになったら、まわりの声と重ねる「ハモリが初めての人の最初の1か月」へ。楽譜が読めないことが不安な方は「ゴスペルは初心者でも大丈夫」をご覧ください。
よくある質問
Q1. ゴスペルの発声は、普通の歌い方と違いますか?
基本は同じで、体全体を使って息を流し、声を前に届けることです。ゴスペルでは、リズムに合わせて体を動かしながら、大勢で声を重ねる点が特徴です。
Q2. 声が大きくないと、ゴスペルは歌えませんか?
大きな声は必要ありません。大きく出すことより、息を流して声を前に届けることが先です。
Q3. 発声の練習は、家でどのくらいやればいいですか?
1日1分の息と声の練習から始めてください。のどが痛いときは休みます。
Q4. のどが痛くなります。
のどに力が入っているサインです。一度止めて肩を下げ、痛みやかすれが長く続くときは無理をせず休み、医療機関に相談してください。
Q5. 体験の前日に声の練習は必要ですか。
必須ではありません。緊張をやわらげたい方向けの任意の準備です。
Q6. 家で大きな声を出せません。
5分の手順は小さな声でできます。ハミングと息を吐く練習だけでも十分です。
Q7. 体験は何曜日にありますか。
銀座は土曜17:00、恵比寿は火曜20:00です。体験は1回無料で、講師はOLIVE先生です。
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