ゴスペルには数々の有名曲がありますが、ゴスペルを始めたら一度は歌ってみたい有名な曲を3つ集めました。
「Joyfull Joyfull」(ジョイフル・ジョイフル)
ベートーヴェンが作曲した交響曲第9番第4楽章の曲には元々、コーラス部分があるのですが、1907年にアメリカの作家であり聖職者でもあるヘンリー・ヴァン・ダイクが新たに歌詞をつけたのが、この曲です。
有名な賛美歌であり、神の偉大さとそれを讃える素晴らしさが歌われています。
リズミカルに元気よく歌うので、聞いていても歌っていてもとても気持ちのいい曲です。
1993年のアメリカ映画「天使にラブソングを2」では、編曲されたものが劇中で歌われました。
「Hallelujah」(ハレルヤ)
通称ハレルヤコーラス。
メサイアというイエス・キリストの生涯を題材としたオラトリオの第2部の最終曲です。
1742年にアイルランドのダブリンで初演され、のちにはモーツァルトも編曲をしました。
作曲をしたのはヘンデルという音楽家です。
とてもエネルギッシュな明るく、元気が出てくるような曲です。
日本では中学生の合唱や卒業式に歌われることも多いです。
歌詞も「ハレルヤ! ハレルヤ!」と何度も繰り返す上に、中学校で習うような英単語が多いので、歌いやすいのかもしれません。
「Oh Lord,Stand By Me」(オー・ロード、スタンド・バイ・ミー)
ベン・E・キングの名曲にも「Stand By Me」がありますが、これはラブソングとされているもの。
ここで取り上げるのはリチャード・スモールウッドのゴスペルソングです。ゴスペルに馴染みがない方には知られていませんが、ゴスペルミュージック界の大御所歌手です。
1993年にリリースされたアルバム「Live」に収録されています。
紛らわしいですが、他にも「Stand By Me」というタイトルの黒人霊歌があります。
こちらはアメリカ人牧師チャールズ・ティングレイが作曲したもので、1902年以降に作られたのではないかと言われています。現在はゴスペルソングとしても歌われています。
曲はとてもオシャレで心地のいいメロディが特徴です。
どの曲も歌っていると元気が出てくるようなノリのいいものばかりです。
この記事で紹介した曲は、どれもユーチューブに声高らかに楽しそうに歌っているゴスペル動画があるので、まだ聴いたことがないという方やゴスペルをしてみたいけれど、よく分からなくて一歩を踏み出せないという方は一度、検索してみてはどうでしょう?
ゴスペルへの敷居がグッと低くなりますよ。