ゴスペルの有名曲「OH HAPPY DAY」の意味が知りたい

「天使にラブソングを2」で有名曲となった「OH HAPPY DAY」は1967年にリリースされたゴスペルソング。18世紀の讃美歌516番の「主イエスを知りたる嬉しきこの日や」をもとに作られました。この曲はエドウィン・ホーキンスが作詞、作曲されました。讃美歌を明るいイメージでアップテンポでポップな雰囲気にアレンジしました。1969年のポップチャートでは全米4位、イギリス2位の記録を持ちます。1993年公開の映画「天使にラブソングを2」の劇中歌としてクローズアップされたことで世界中でリバイバルヒットしました。その頃、日本でゴスペルという言葉を初めて知った人が多かったことでしょう。「OH HAPPY DAY」は曲名からは単純に「幸せな日」と能天気に歌っているのではなくとても奥深い意味を持っているのです。の歌詞を簡単に日本語に訳すと、「神が私の罪を清めてくれた。そして、誰もが調和と努力と祈りを忘れないことで喜びに満ちた日々を送ることができる。」とても単純な歌詞の中に秘められた、パワーやエネルギーや当たり前と思うことに感謝するそんな思いを伝える歌なのだと思います。ゴスペルの魅力は、明るさとPOPな雰囲気の中に込められる人々の想いや、生き方、生きる意味、エネルギーをそれぞれが自然に感じることができることにおいては世界最高峰の音楽ジャンルではないかと思います。神様は生きている人間すべての罪を許し、洗い流してくれる、そのためには努力をし、周りとの調和を図り、努力と祈りを忘れないことでまた喜びを感じることができ幸せを与えてくれる。そんな思いを込めた歌なのでしょう。ゴスペル、楽しく歌うだけでなく心の奥底から、魂から、表現できる、そんな音楽なのだと思います。ゴスペルが世界中で愛される理由は、誰もが神から平等に与えられた、「エネルギーに満ち溢れた幸せの歌」だからなのかもしれないですね。奥深いゴスペルの世界に入ってみたくなりますね。

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