ゴスペルってなんだろう?ゴスペルは英語で「福音」という意味!

「ゴスペルってなんだろう?よく聞くけど意味は知らない!」という方をよく見ます。

ゴスペルとは英語で「福音」という意味です。英語で書くとGospelです。

アメリカ発祥の音楽ジャンルのひとつで、もとは宗教音楽でした。

かつて奴隷としてアメリカに連れて行かれたアフリカ人たちが、自分たちの宗教や言語を一切禁止された状態で出会ったのが「ゴスペル(福音)」であり、その後キリスト教徒に改宗し、独自の讃美歌をつくりあげ、それを神にささげたのがゴスペルソングの始まりだといわれています。

今日では聖歌隊(ゴスペルクワイア)と呼ばれる人たちが数人~100人以上で集まって、力強く歌う姿がよく見られますね。テレビで見たことがある人がいるのではないでしょうか?

また、ゴスペルソングを題材にした映画も制作・公開され、有名なものでは「天使にラブ・ソングを…」や「ジョイフル・ノイズ」などがあります。映画を観た人のなかには、作中に出てくるあの力強くたくましい歌声に圧倒された人もいることでしょう。

とはいえ、ゴスペルソングは日本ではあまり歌われていないイメージがありませんか?テレビや映画でも日本人が歌っているところをあまり見ないですよね。

そもそもゴスペルは先ほど紹介したとおりアフリカ系の人たちがつくりだした「神をたたえる讃美歌」であり、その内容や歌詞は日本人には理解されにくいという背景があります。

しかし、今日ではゴスペルソングを元とした曲を歌う日本人男性ヴォーカルグループがあったり、習い事して一般女性もゴスペルを歌う機会が多くなっています。

特に習い事としてのゴスペルは、少人数のものから大人数のものまでたくさんあり、「人数はどうであれ誰かと声を合わせて歌うことが気持良い」ということで日本人女性にとってひそかな人気になっています。

ゴスペルソングは高貴なもので馴染みにくい、というイメージをもっている方が日本人にはまだまだ多いと思います。しかし、誰かと一緒に、声を出して歌うということは、とても気持ちが良いものです。気取らず声を出して歌いたいという方は、ぜひそのきっかけとしてゴスペルソングを歌ってみてはいかがでしょうか?

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