私はずっとJ-POPを聞いていて、ゴスペルはもちろん洋楽も全然聞いていませんでした。始めた当時はほんの興味本位でした。
映画で一度見たことがあるゴスペルは知っていたけど、実際やれる場所はほとんどなかったので、試してみる機会があるのならやってみよう!という軽い気持ちでした。
キリスト教でもなく、ゴスペルの意味もなんとなくしか分かっていなかった私でしたが、みなさん温かく迎えてくれました。
最初に歌詞が配られ、先生方が英語の発音と、意味を教えてくれます。
後から知ったことですが、神様に捧げる歌詞がゴスペルであり、
昔虐げられ、音楽と神様が心のよりどころだった黒人さんたちの歌詞には
言霊・パワーをとても感じました。
同等にしてはいけないのですが、私も当時悩み事があり、
歌や音楽に励まされていました。
そんな私にゴスペルの救済の内容はもちろん、喜び、感謝、憂いなどの言葉が心に深く刺ささりました。
ただ使われている英語はそんなに難しいものではなく、同じことの繰り返しだったりと、高校生の英語知識ぐらいしかない私でも大丈夫でした。
歌詞として歌ってしまうので文法などは必要ありませんでしたし。
その後音程とリズムを教えていただき歌います。
私は主メロではないパートだったので、何やら面白い音階の歌でしたが、
みんなで合わせるととてもきれいなハーモニー!!
ハモるとはこういうことか!と思いました。
今までは合唱などで経験はあったのですが、合唱にはないパワフルな声、
手拍子は初めての体験で驚きました!!
特に手拍子や簡単なステップは、慣れると心を開放するのにとても必要で、
自分の心を開放できずらい私は無意識になれ、あるがままの気持ちを出すことができました。
それもあってか出てくる歌詞にはとても心が乗り、泣きそうになったり、心から楽しんだりすることができ初回なのにスッキリした記憶があります。
有名曲を歌うときは、この曲はゴスペルだったのか!と発見し、同じように歌えることがなんだかうれしかったです。
意外とCMなどやアレンジされたものが世の中に溢れているのだなーと思いました。
この何十人一斉に大きな声を出しハーモニーを作り、感情を開放できる時を味わってしまうと中毒のようになります。
とても楽しいです!
もちろんその後も続けています。
宗教が違ったり英語力がなくても、感謝や喜び悲しみは人間共通です。
それを歌うことに制限もなく自由なものです。もっと早くにゴスペルをやっていたかったと思っています。