キリスト教の音楽曲「ゴスペル」

ゴスペルとはキリスト教の福音・福音書の意味です。

「ゴスペル」のことを英語では「ゴスペルソング」「ゴスペルミュージック」などと呼びます。

元来はキリスト教プロテスタント系の宗教音楽でした。

20世紀前半に黒人霊歌にブルース・ジャズなどの要素が加わって生まれたアメリカのキリスト教音楽で、

アメリカ発祥の音楽の一ジャンルです。もとはキリスト教の音楽なのです。

発祥当時には演奏する楽器の不足などの逆境から歌のみで音楽を構成するアカペラという形態のゴスペルが広められたりしました。もちろん日本にも輸入されました。

キリスト教の聖書をベースとしたメッセージを多様な黒人音楽スタイルにのせて歌うものです。

最近のゴスペル

ゴスペルクワイア(聖歌隊)数人~100人以上から成るコーラスを曲のドラマチックな途中から登場させるのは伝統的ゴスペルの手法です。

そして現代ではジャズ・ブルース・リズムアンドブルース・ヒップホップ・ファンク・ラテンファンク・

オルタナティブミュージック・シンフォニックメタル・ロックなどジャンルを超えてゴスペルの手法にのせた音楽が出ています。ラップ歌詞をのせたゴスペルラップなども出てきています。

ゴスペル音楽が幅広くなり、直接音楽のジャンルを指さないものになってきています。

ゴスペルの音楽はダイナミックな歌(コーラス)が魅力です。

複数人でダイナミックに歌ってハーモニー・一体感をつくりだすことができます。

歌い手・聴き手双方にインパクト・感動がもたらされます。

内容もキリスト教の聖書に習ったスピリチュアルなものです。

ですので現代にベースもしっかりした内容でいろいろな音楽をとりいれながらゴスペル音楽を表現できるのはすばらしいことです。ゴスペルで歌だけではなくラップも表現できるなんておもしろいですよね。

複数人で共に歌う魅力が体験として実感できます。

とりいれるジャンルも幅広いものになってきておりより多くの引き出しで表現の満足も得られるのではないでしょうか。

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