ゴスペルをベースにして、成り上がったミュージシャンはたくさんいますよね。スーパーフライ、AI、マライアキャリー、ビヨンセなど。だけどもともとゴスペルは成り上がるために歌う歌ではありませんよね。その意味は神への賛美歌。神の愛。もっと大きなものに包まれるような、幸せをみんなで分かち合うように歌うのがゴスペルです。誰しも、悩んでいて、あるいは、疲れていて、「誰かにすがりたい。」ようなときってありますよね。あなたが成人の男性、ましてや子供を持つ働き盛りの責任世代のあなただったら、誰にもすがることなんてできないし、それどころか誰にも弱音すら吐けないかもしれません。とっても甘やかしてくれる奥さんで、家に帰ったら「いい子いい子」してくれるような奥さんがいるなら、あなたにゴスペルは必要ないのかもしれません。また、疲れた旦那さんを癒してあげるために、自分がマリア様のような、優しさを少しでも持った女性でありたい、と思うなら、ゴスペルを歌って、大きな愛を感じてみる、自分自身がまず包まれてみるのは、とってもいいと思いますよ。だから、ゴスペルはオススメです。子供と一緒に歌ってみるのもいいかも知れませんね。別にあなたがキリスト教徒であろうと、なかろうと、仏教徒だろうと、なんだろうと、神を信じていようが、いまいが、べつにそれは、ゴスペルを歌うのには、その歌っている瞬間関係なくなります。気持ちよく歌っていると、最初はゴスペラーのノリに引いてしまうかも知れません。だけど、ふと、ほんとに、「神様に触れられた」ような、そんな瞬間が、ふと、おりてくるときがあります。そして、ただ単純に歌を歌うこと自体、すごくストレス解消になります。だったらカラオケでポップでも歌えばいいんじゃないかと思われるかも知れません。それもいいでしょう。だけど、どうですか?一人カラオケよりも、仲間ウケを狙っての流行りや、懐かしの青春時代の歌よりも、ずっと昔から、何も変わっていない、大きな愛を歌ったゴスペルは、いつでも、多くの人の魂を救ってきました。そんなゴスペルをあなたも一度歌ってみたらどうでしょう?