ゴスペルの意味と魅力の歴史

今回は誰もが知っている音楽、ゴスペルの魅力をその歴史について書いていこうと思います。

ゴスペルとは英語で福音や福音書を意味します。

キリスト教のプロテスタント系の宗教音楽の事を言います。

福音書とはイエス・キリストが残した言葉を新約聖書の収めたものの事を言います。

このゴスペルの特徴としては礼拝や集会等で歌われていて、神を称える歌をうたうことが印象的です。

また、ゴスペルは歌が上手い下手関係なく様々な国の人音楽でつながれる事も魅力の一つだと私は思います。

また、ゴスペルソングの種類はいくつかあり、早いビートや躍動感ある曲調の歌をクラップと呼ばれる手拍子を叩きながら歌うブレイズ・ソングや逆にゆったりとした曲調で天を見上げたり、目を閉じながら歌うワークシップソングというゴスペルの種類もあります。

この2つの種類の他にも聖書の内容を口ずさみながら他者を励ますインスピレーショナルソングや、オルターコールソング

、オッファリング・自由献金ソングやコミュニオン、聖餐ソングなどがあります。

ゴスペルという音楽ジャンルのなかでもこれほどたくさんの種類があるとは私も初めて知った時は驚きでした。

この種類の中で私達日本人が一番印象深いのは一番最初に上げたブレイズ・ソングではないでしょうか。

ゴスペルはたまにテレビやCMで歌うところが流れたりしていますが、その演奏もブレイズ・ソングが多いと思います。

また、ゴスペルの歴史は16-17世紀にかけて行われた奴隷貿易が起源となっています。

当時ヨーロッパからアフリカに武器や雑貨などが渡り、それと交換でアフリカの人たちをアメリカに送りアメリカ大陸からそこで出来た砂糖・綿花・タバコ・コーヒーなどの農作物などをヨーロッパに持ち帰って売るという貿易がされていました。

そんな苦しい状況の中、アメリカに渡ったアフリカ人は独自に神キリストを称える歌を開発していったのです。

苦しい状況の中でも光を見出そうとした歌、ゴスペルは力がこもった躍動感のある歌や、しっとりとした歌などその時のアフリカ人の方の心境が分かる歌が多く、それが印象的です。

その後1930年代頃から黒人教会から生まれたブラック・ゴスペルと、白人クリスチャンアーティストが歌っていたホワイト・ゴスペルの2つの種類にゴスペルが分かれました。

こうして見ていくとゴスペルは長い歴史の中で生まれたのだなと感じます。

私はゴスペルは詳しくはありませんが、音楽は大好きなので、これからもゴスペルも少しずつ知っていけたらいいなと思います。

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